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平成10年 生活文教常任委員会 本文 開催日: 1998-12-17

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  1. 彦根市議会 1998-12-17
    平成10年 生活文教常任委員会 本文 開催日: 1998-12-17


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    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時29分開会 ◯委員長手原政良君)   ただいまから生活文教常任委員会を開会いたします。  今期定例会に本委員会に付託されました案件は、各委員、皆さんに配付しておりますとおりであります。委員会審査事項のとおりでありまして、案件ごとにご審査を願います。  まず最初に、議案第103号平成10年度彦根一般会計補正予算(第4号)、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部は、第4款衛生費 第2項清掃費、第10款教育費の件についてこれを議題といたします。  それでは、提案者説明を求めます。  財政課長。 2 ◯財政課長辰己久雄君)〔議案第103号について提案説明〕 3 ◯委員長手原政良君)   生活環境部次長。 4 ◯生活環境部次長北嶋佐一郎君)〔議案第103号について提案説明〕 5 ◯委員長手原政良君)   教育部次長。 6 ◯教育部次長植田洋一君)〔議案第103号について提案説明〕 7 ◯委員長手原政良君)   ありがとうございました。  これより議案第103号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯委員長手原政良君)   質疑がなければ、本議案に対する質疑はこれにて終了いたします。  これより議案第103号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 9 ◯委員長手原政良君)   討論なしと認めます。
     それでは、討論を終結いたします。  次に、議案第106号平成10年度彦根葬祭事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案者説明を求めます。  生活環境部次長。 10 ◯生活環境部次長北嶋佐一郎君)〔議案第106号について提案説明〕 11 ◯委員長手原政良君)   これより議案第106号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 12 ◯委員長手原政良君)   質疑なしと認めます。  これにて質疑を終了いたします。  続いて、議案第106号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯委員長手原政良君)   討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。  続いて、議案第111号みずほ文化センターの設置および管理に関する条例案議題といたします。  提案者説明を求めます。  生涯学習課長。 14 ◯生涯学習課長(小山 仁君)〔議案第111号について提案説明〕 15 ◯委員長手原政良君)   これより議案第111号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  田島委員。 16 ◯委員(田島 博君)   今度、地域に根ざした文化施設ということでやるわけですけれども、名称については公募でされたというふうに、これもわかっているわけですが、どうも私、「みずほ」というのはピンと、彦根にどういうイメージがあってこうなったのかなと。たしかライオンズクラブはこういう名前があったのかな、何かちらっと聞いたような、今、思い出したんですが。そのいわれと言いますかね、そういうものは何か。確かに田園地帯ですから、「みずほ」というのは何となしにわかるんですけども、特に意匠的な、公募の中でやっぱり「みずほ」がいい、こういうわけでいいんだというふうなこと、何かコメントがあれば教えてほしいなと思います。  ちょっと私の方の近くの人で、「みずほ」ってあれ、どこから出てきたんえというふうなことで、ピンとこんなという話、使う者は、使わしてもらう者は、余り利用する機会はないと思いますけれども、知り合いの人が「みずほ」で十分理解されているんだと思いますが、ちょっとその辺、市民にわかりやすく伝えていきたいと思いますので、もしわかれば教えてほしいと思います。 17 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 18 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   ただいま名称の件でのお尋ねでございますが、今回、7月から募集いたしまして59点の応募がありました。その中で、平仮名で「みずほ」と書く分と、「ず」が「づ」の「みづほ」という2つの名称がありました。審査委員会、5名の審査委員の方々でご審査をいただきましたんですが、この平仮名の「す」の入ったみずほという意味は、みずみずしい稲穂がというそういう趣旨で、地域の環境にふさわしい名前であるという趣旨から、当委員会で選定をされたという経緯がございます。  ちなみに応募された方も地域、金沢町にお住まいの方でございましたが、そういう趣旨で今回、選定いただきましたので、委員会としてもこの名称を使わしていただきたいというぐあいに考えた次第でございます。  以上でございます。 19 ◯委員長手原政良君)   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯委員長手原政良君)   なければ、これにて質疑を終結いたします。  議案第111号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯委員長手原政良君)   討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。  以上をもって、全議案に対する質疑および討論を終了いたします。  ただいまから、採決を行います。  議案第103号平成10年度彦根一般会計補正予算(第4号)、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分、歳出の部、第4款衛生費 第2項清掃費、第10款教育費は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯委員長手原政良君)   ご異議なしと認め、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第106号平成10年度彦根葬祭事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 23 ◯委員長手原政良君)   ご異議なしと認め、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第111号みずほ文化センターの設置および管理に関する条例案採決を行います。  原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 24 ◯委員長手原政良君)   異議なしと認め、原案のとおり可決されました。  続いて、請願が出されておりますので、請願審査に移ります。  お手元に配付しております請願文書表のとおりでありますが、まず、請願第19号30人学級の実現に向けて教員定数の改善を求める請願書の件を議題といたします。  事務局請願文書を朗読させます。 25 ◯事務局副主幹(磯谷直一君)〔請願第19号読〕 26 ◯委員長手原政良君)   ご苦労さんでした。  それでは、発言はありませんか。  青木委員。 27 ◯委員青木辰男君)   教育委員会の方もおられますので、ちょっとお伺いしますが、現在、1学級何名の学級になっているのか、補助対象は何名ですか、お尋ねします。 28 ◯委員長手原政良君)   学校教育課長。 29 ◯学校教育課長北村猛義君)   現在のところは1学級小中学校ともに、普通学級につきましては40名でございます。 30 ◯委員長手原政良君)   青木委員。 31 ◯委員青木辰男君)   40人ですね、今現在はね。もちろん県の補助対象ということになっているんですが、これを35人に一応してもらいたい。それでまた30人以下にしていただきたいという、何というのか、虫のよい話だなと。いいことはいいことやなとは思います。  それで、今日のこういう不況時代に、果たして30人あるいは35名にしたら、それはだれが負担するかというふうになると、やっぱり地元負担であろうかというような感じもいたします。今、直ちに35名あるいは30名というのは無理じゃないかと、こう思いますので、私はこの請願書には反対したいということでございます。  以上です。 32 ◯委員長手原政良君)   辻委員。 33 ◯委員(辻 茂三君)   私も反対の立場で意見を述べます。  今年の5月に中央教育審議会が答申を出しております。これは40人学級を下回る運用が弾力的にできるよう、法的な整備を図れというような答申だと思いますけれども、文部省の方は、30人学級の少人数の学級編成も視野に入れながら、1年間かかって検討をするというようなことを言っているようでございますが、ということで、今、直ちにこの請願を出さなければいけないのかどうかという疑問がございますので、反対という立場で意見を申し上げました。  以上です。 34 ◯委員長手原政良君)   ほかにございませんか。  私からちょっと教育長にお伺いしますが、こういう請願書が出ておりますけれども、教育現場を預かる教育長として、どういうご見解を持たれるか、この請願書に対しての見解を求めたいと思います。  教育長。 35 ◯教育長(矢田 徹君)   現在、個に応じた教育活動を展開するために、よりきめ細かい指導というようなことが言われております。ところが、現在、40人学級になっておりますけれども、現実、彦根市の小学校では、半分以上は31人以下です。中学校はそれが80%が31人以上、20%が30人以下と。40人ということは、41人になりますと、2学級に分けますので、21人と20人と。これ30人学級になりますと、15人と16人と。  現在、今、辻委員さんの方からご意見ございましたが、文部省の方では、何人規模の学級がより効果があるのか、こういうことを検討しています。これは外国にもこの資料はないと。指導体制が違うので、外国で20人学級とか言われても、それは参考にならないと。だから、日本の教育の形態で何人規模がいいのかというのを初めて検討するわけなんです。今申し上げましたように、30人学級といいますと、15人、16人という学級規模学習集団として適切なのか、そういうことも踏まえまして学級編成と、こういう枠組みにとらわれるということではなしに、より、例えば39人でもそのまま1学級でいかなきゃならん、41人になったら2で割ると、この辺のところをどうしたらよいのかというふうな学級編成の課題という方がより大事ではないかなと。一律に39人でも1学級、41人になったら一律に2で割るというような編成の仕方よりも、やはり学級編成の基準といいますか、その辺を単なる数で割るというようなことじゃなしに、より1人1人の子供を見たときに、隣の教室は21人、こっちは39人と、こういう矛盾といいますか、こういう問題が解決できるような方向を今後検討していただけないかと。  そういう意味では、何人学級と、この辺のところは、少なければよいということでもございませんし、集団としてのあれは、国の調査、研究等、十分注目していきたいと、このように思っております。本市でもまだこの集団についての研究は、現在まだ取り組んでおりませんので、そういうような意見でございます。 36 ◯委員長手原政良君)   ほか、ございませんか。  田島委員。 37 ◯委員(田島 博君)   この請願に対してですね、結果的には、生徒の立場に立ってというふうに言われるのかもわかりませんけれども、請願趣旨よりも請願事項そのものが、むしろ教員の定数増にウエートが置かれているというふうに私は解釈をします。間違っていたらご指摘いただければいいと思います。  私は甥っ子に3人、学校の先生やってますけども、滋賀県、岐阜県、愛知県、ばらばらですけれども、いろいろお祭りなんかで話をするんですけれども、忙しい忙しいと聞くけれども、ほんまにどれだけ忙しいんやとよう議論をしますけども、やはり子供のしつけがなっているかなってないかで大きな違いがあるというふうに結論づけたんですけれども、そのためにどういうふうにPTAとしてやったらいいのか、そして、先生の余裕を持った教育、いわゆる生きる力を教えるということに専念をしていくというふうなことで話しましたけども、どうもこの請願は、むしろ教員定数の改善といいますか、増加を求められているようなふうに解釈をいたしますので、本会議でも教育長が述べられておりましたように、今も述べられてましたように、今後の法の弾力運用について、よう研究していくということでもございますし、今回の場合は私も請願に対しては賛成しかねると、このように思います。 38 ◯委員長手原政良君)   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯委員長手原政良君)   なければ、ただいまから採決を行います。  ご異議がありますので、起立により採決をいたします。  請願第19号は、採択すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (「ご異議はないで」と呼ぶ者あり)    〔賛成者起立〕 40 ◯委員長手原政良君)   賛成者なしでありますので、請願第19号は、不採択とされました。  以上で委員会に付託されました請願審査を終了いたします。  これにて本委員会に付託されました案件の審査を終了いたします。  なお、本委員会審査結果報告等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯委員長手原政良君)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいをいたします。  ここでしばらく休憩をさせていただきます。                               午前10時11分休憩                               午前10時23分再開 42 ◯委員長手原政良君)   休憩前に引き続いて、会議を開きます。  定例会でもございますので、委員一般質問をお受けいたします。  一般質問はありませんか。  青木委員。 43 ◯委員青木辰男君)   毎回同じことでございますが、教育長にお願いします。  この前から何回言ってるわからんけれども、公民館、果たしてどういうふうに社会教育委員の方で検討されたかどうか。報告もございませんし、あるいは現在こういうようなことの状況になっておるという状況報告もございません。一体どうなったるんか、ほったらかしかどうか、それでは困ると思いますし、実際どうなっとるのか、ちょっとご報告をお願いいたしたいと思います。  それから、これもこの間の話ですが、東中のガラスの問題はどうなったのか、あれはどういう、原因がまずあったのか、あるいは犯人が挙がったのか、警察はどういう対応をしているのかというようなこと、あるいはまた他の学校にはそういうことは何もないのかということが2つ目でございます。  それから、これもこの前、同じことですが、高宮の通学路の問題で、ちょうど中善さんのとこを通るということ、あるいは国道8号線の下を通ったり、国道8号線の下は、ご存じのように、両方とも通れるわけですが、それを今、こういう冬になってくると、冬将軍がやって来まして、あんな危険のところはまず通せんのと違うやろかということもございますが、その辺ももう大分、日がたってますので、何とか話はついてあるのか、あるいは何でつかんのかという、この1、2、3、今言うたら3つとも全部そうです。長いこと時間かかっておりますので、ちょっとお話いただきたいと思います。
     それからもう1点、市民大学がございまして、私、市民大学ずっと5回とも寄せていただきました。それは5回で4,000円ということで、1回800円、それは別によろしいが、800円は800円と、全部で4,000円、これは結構でございますが、一番最後の菅沼栄一郎、NHKの方ですが、この話を聞きたいいうことで、1回だけ来られた方が4,000円を払って聞いたと。前は1回やったら何ぼというようなこともございましたが、今は5回目に初めて1回だけ来て4,000円払われたんですが、それは。これはどうなっておるんやろ。こういうサービスは何かないやろかというこの問題でございます。これは何を根拠にしてそういうふうに取られるのか、何か内規があるのかどうか知りませんけれども、その辺をひとつお答え願いたいとこう思いますので、よろしくお願いします。 44 ◯委員長手原政良君)   教育長。 45 ◯教育長(矢田 徹君)   まず、社会教育委員の公民館の検討会、現在まで4回行っておりまして、1回目は、意見交流、それから生涯学習社会の中の公民館の今後のあり方ということで、今後の研究テーマを。第2回目は、生涯学習社会の中の公民館のあり方についての中の柱、現在の公民館をどう見るか、彦根市の公民館活動の変遷とか現在の公民館活動の状況についての検討がなされました。第3回目は、公民館側から見た公民館ということで、公民館自体がどういうふうに公民館活動を見ているかということの話し合いがなされた。第4回目は、公民館の学習機会の提供について、公民館が主催する学習活動についての利用者の声を調査するということで、第4回まで現在終わっておりまして、次回、1月29日に第5回が予定されております。公民館全体の中で今、公民館活動としてどのようなことを取り組んでいくのか、今後どうするのかというわけですが、第5回目あたりに、他施設と公民館との連携と、こういう方向で話が進められると、このように伺っている状況でございます。  2点目の東中でガラスが割れた件でございますが、あの件につきましては、外部からの投石で割られたということで、それが犯人の特定は警察の方もできておりません。それ以後、あれに類似したガラス事件というのはございませんが、中学だけに限らず、一、二枚とかいうそういうものはないと言えません。しかしながら、そういう東中の件のように、あれだけの多くのガラスを外部で一晩のうちに割られたという、そういうようなことはございませんけれども、一、二枚とかその程度のことは、それ以後もないとは言えない状況でございます。  あと、通学路と大学講座につきましては、関係課長の方からお答えさせていただきます。よろしいでしょうか。  以上です。 46 ◯委員長手原政良君)   学校教育課長。 47 ◯学校教育課長北村猛義君)   お尋ねありました高宮の国道8号線、犬上川千鳥橋北詰めの道路改良のことにつきましてですが、本市の土木課を通じまして、国道事務所の方にお願いをさせていただいてまして、今お聞きしているところでは、調整中であるというふうに伺っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 48 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 49 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   市民大学講座の受講料の件でございますが、市民大学講座は、毎年5回を連続講座ということで開催をしているところでございます。シリーズで5回という中身につきましては、国際化であるとか、人権教育であるとか、生涯学習であるとか、一応5回それぞれにテーマを定めて実施しているものでありますので、基本的には、教育委員会としては5回を連続して受講していただきたいというのが願いでございます。  そういう中で、最後の、たまたま菅沼さんについてはどうしても聞きたいというご希望の方もたくさんおられたんではないかと思いますが、また一方では、今年度、1回目が山川さん、2回目は井沢さん、3回目、五木寛之さん、4回目が森 みどりさんということになりましたので、中にはそれぞれ1回限りの受講を希望される、この人だけを聞いてみたいという方もあったかと思いますが、趣旨としては5回連続でというそういう中で、それぞれの分野の学習を深めていただくということが基本になっておりましたので、1回だけの参加ということの取り扱いについては、5回通してしておりませんでした。また、そういう取り扱いをすることになりますと、希望されるというか、人気のあるというんですか、そういう方々のときには多くの方が寄ってこられる、そうでないときにはまた少ないというようなそういう状況も起こり得る可能性もありますので、できる限り5回連続で受講していただくようにお願いいたしたいと思います。  以上でございます。 50 ◯委員長手原政良君)   青木委員。 51 ◯委員青木辰男君)   最初の教育長にもう1回お尋ねします。  今、4回までやられたということについては、公民館のあり方はどうやということのようで、5回目が果たして、初めて施設と公民館というようなことのようでございますが、生涯学習は、いつも言うているように、いつでも、どこでもというようなことになりますので、この間、本会議も西川議員の方から質問もございました。やっぱりそこにあるさかいに行けると、交通弱者と言われる老人が一番多いんじゃないかと、こう思うんですが、そういう人に、やっぱりそこにあるひとつ公民館を何とかつくったってほしいなと。  私は前々から言うてるように、1学区1公民館、これは当然なことであって、こういう検討がなぜできてないのかということを、もう再三申し上げてきた。私、連絡協議会長もやってました。したがって、不足やさかいに言うてきたわけやねん。それに何もできてないというので、情けないというのか、私の力不足というのか、残念でたまらないのが今日の現状でございます。  したがって、どうしたらいいのかということになったら、やっぱり下駄履きで行けるのが公民館、本でもどこにも書いてある、そんなことは皆。教育長、書いてありますわね、公民館いうたら。書いてあるし、現実ですよ、これは。下駄履きで行ける、あるいは最低15分、歩いて15分のところに公民館があるのが、公民館本来の姿であると、書いてあるんやからしようがない、ほんまに。そしたら、公民館、来られる方は健康な方であり、やっぱり自動車で来られる方とか、そういうような方でございますが、実際、交通弱者、歩いて行く人は、まずできないんじゃないかと。学区ですからね、中学校区ですから。この辺をひとつ考えてやってほしいなと、こう思うんです。  例えば今、学校開放で、「学校の各教室を公民館として使ってくださいよ。」と言うているのが現在の教育委員会ですが、しかし、それ学校が果たして本当に使えるか言うたら、何もできてない。あるいはいわゆるかぎをかけんならん、これもできてない。これもやっぱりしてもらわんならんし、そういうこともできてないし、やっぱり机は、ほこらの今までのあるような机はちょっとだけありました。現実にありますけれど、冷暖房が果たしてきいてあるのか、ちょっとこれもわかりませんし、何もできてない。口だけでは確かに「開放しましたよ」と言うて、学校開放しておられるようですが、これもできてないということが、非常に情けないなと私は思いますので。  そしたら、来られる人の、いわゆる生涯学習はできるか知らんけど、来られん人はどこで生涯学習をするんやと。これは聞きとうなるんやけど、いつでもどんなときでも来はらん人をどうするんやと。例えばPTAでも来はらん人をどうするんやとこういう、いつもこういう声。実際やっぱり生きがいを感じるというのが一番、生涯学習というものは大切なことであろうと私は思いますので、その点を5回目にして施設と公民館との関係というようなことをやられるように今聞きましたので、これをまた3月に聞きます。3月に聞きますで、どういうところに置くんやと。今のその他の市役所の施設でないやつでも、それはやっぱり公民館としてもろうたら公民館になるんやさかいに、そういう使い方もあると。私、何も別に金の要るようなことをせいということは一遍も言うてないはずや。なぜそれを公民館として認めたら、公民館の一つの施策をやったらええのや。そうすると1学区1公民館はできるという、中には全市見ると、ないところがちょっとございますけど、あとは大体何とか公民館、1学区に1公民館はできるんじゃないかと思いますので、その第5回に出されるのは、どういうふうに出し方をされるのか、何か頭の中で考えておられると思うんやけど、その辺ありましたら、ひとつ教育長、ご答弁を願いたいと思います。  それから、市民大学のことですが、これが、私がさっき聞いたのは、5回で4,000円、これですわな。5回で4,000円でしょう。1回、例えば真ん中の人、森 みどりさんだけ聞きたいいうんやったら、それは何ぼ取ったかええか知らんけど、一番最後の方、5回目だけを聞きたいと。これは途中でかわらはったで何やけど、5回の人だけ聞きたいという人が、そしたら1回から聞けるかというたら、聞けへん。だから、5回目、一番最後の人ぐらいは、4,000円をそのままみな取ってもろたと。取らはったんやね、実際ありましたやろ。現実それ知ってんねんから。4,000円払うた言うてはるで、1回で。何でそんなものあかんのや。まけてというのはおかしいけど、「いやあきませんのや、4,000円取られましたんや。」と。文句は言うてはりませんねんで、言うてはりませんねんけど、なぜそういう徴収の仕方をするのかということを聞いているんやさかいに。さっきの答弁ではちょっと、何を言われたか答弁になっとらんのや、さっきのやつは。もう一遍、お答えを願いたいと思います。  教育長、ちょっと2つよろしくお願いします。 52 ◯委員長手原政良君)   教育長。 53 ◯教育長(矢田 徹君)   下駄履きでというご意見ございまして、学校公園化構想の学校施設が十分でないというご意見もございましたけれども、先の議会でもお答えいたしました、小林議員にお答えいたしましたように、今後、学社連携から学社融合という方向へまいりますと、やはり対象者が、従来、大人が対象となっておりましたが、その中に子供も含めていくと。そして、子供と大人と一緒に学習できるような機会も考えていかなければならないと、これが学社融合の中では言われておりますけれども、そうした場合に、学校施設、より多くを使っていけるんではないかなと、ひとつそのように思っております。  それから、現在ある施設を公民館にすればよいというご意見ですが、ある一面ではそのとおりだと思います。ご利用いただける方がどのようなお気持ちで使ったいただけるか、これは公民館という感覚で使っていただければ、現在の施設でも十分、公民館の今までやっていた活動がそのまま続けてやっていただけるような思いもしているわけでございますけれども、今後、先ほど申しました学社連携から、さらに融合と、あるいは児童・生徒も含めての地域学習社会ですか、学習地域ですか、そういうような構築へというような方向にさらに進めていかねばならないと思っておりますので、そういう面で、学校開放、学校公園化構想、よりまた機能していくように考えていきたいと思っております。  以上です。 54 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 55 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   市民大学講座の関係でございますけれども、先ほども申しましたように、5回連続の中で学習を深めていただきたいというのが、ひとつもちろん基本にございますし、その中で進めていく中で、講師さんによって受講者が増えたり減ったりするという実態もあります。ですから、5回の中で1回だけ聞きたいという方も今回も確かにございます。確かにおっしゃるように、一番最後の5回目の人と3回目の人とかでは条件が違うんではないかなというご指摘やと思うんですけれども、確かに5回目の人に、例えば4,000円のところを5分の1やから800円ということで対応した場合に、3回目だけ、五木寛之さんだけ聞きたいといって来られた方も、やっぱりこのように対応していかなきゃいかんのかなという感じもしてくると。そうなってきますと、1回ごとの申し込みを受け付けるということにもなってくるかと思いますので、そうしますと、本来5回連続でシリーズとして私どもは提供していきたい、学習をしていただきたいというそういう趣旨からも外れてくるということになりますので、確かに最後の方だけを聞きたかった方にとっては、高い受講料になったかもわかりませんが、来年度以降、続けて受講していただけるように、ぜひともお願いしていただきたいなというぐあいにお願いしたいと思います。 56 ◯委員長手原政良君)   教育長。 57 ◯教育長(矢田 徹君)   5という数字がたびたび出てきますけれども、この社会教育委員の会議も第5回ということで、どの程度の話ができるかというご質問もございましたので、我々といたしましては、その研究のテーマとされておりますのが、現地区公民館の現状と今後の運営と、こういうご質問いただいているようなテーマで、委員会、お開きいただいておりますので、そのことにつきましては、こちらから意見を申し上げるということはやっておりませんで、その委員の方々に、今申し上げました今後の運営についてという部分で十分ご検討いただけると、このように思っております。  以上でございます。 58 ◯委員長手原政良君)   青木委員。 59 ◯委員青木辰男君)   教育長にもう一遍お尋ねをします。  今おっしゃるのは、ほれはほんでええ、そういう検討の見方、公民館はどういうもんやというふうな見方の研究をしようということのようですが、それは一つの資料といたしまして、公民館関係の距離数とか、あるいは現在の公民館の距離数、あるいは各町内の自治会か会館かございますが、これとのいわゆる地区公民館との連携とか、連携ももちろん距離、距離数ですな、結局。さっきから言う下駄履きがという、そういうようなやつを、もちろん資料を出してやっぱり検討してもらいたいと。これは要望しますのやで。すかっとそんな検討出されるやろと思うねんけど、今、教育長がおっしゃったのは、いや、そういうことではちょっとどうもないねんと。いや実際上は、公民館はどういう位置づけをしたらええのかということを検討してもろてるんやというようなことに今とれたんやけど、私は。私はそれやったらおかしいと違うんやろかと。私の言ってることとちょっと違うというような感じもします。これは要望しておきます。その点もひとつ考えてもろて、なぜいけんかということをひとつ考えてほしいと思います。  それから、生涯学習課長さんの方にも要望としますので、実際上、4,000円取られたので、これは間違いございませんので、今後はひとつ何か優遇措置、あるいは先ほどおっしゃってたように、一遍行ったら次も来年も行こうかという気持ちになるのには、4,000円も取ってたら、そんな気持ちにならはらん、だれも。考えてみい、だれかてそうやがな。一遍行って4,000円も取られんやで。やっぱりみんなが次から次へと来てもらえるような状態をつくり出してほしいということを要望いたしておきますので、3月に聞きまっせ、もう一遍。教育長、いろいろと聞きますので、すかっとしてくださいよ。よろしくお願いします。  以上です。 60 ◯委員長手原政良君)   今の質問者にも、また答弁の関係もそうですけども、要望という意見で落ちついてますけども、意見のすれ違いがあるいうことと、若干、質問されている根拠を示せと、こう言われている問題については、答えられてないというて再質問されているという関係なんかありますから、そこはきちっと答えるということで、今後よろしくお願いしたいと思います。  ほかにございませんか。  田島委員。 61 ◯委員(田島 博君)   関連でちょっと2点質問したいんですけど、これは意見になるかもわかりませんが、今の公民館の関連ですけれども、今度、在来公民館が廃止されます。彦根市中地域は人口増がどんどん進んでおります中で、在来公民館が廃止されると。あとは町内会が面倒見ていくということで、場所的には確保はいいんですけれども、内容的にちょっと運営で頭痛めてます。いわゆる人口増、新政会からも予算要求を上げているんですけれども、やはり人口増がどんどん増えているところについては、やはり中学校区だけじゃなしに、そういう地域はやはり小学校区にですね。  私、公民館というだけにこだわると、地域の要望というのは、公民館だけじゃ堅苦しくてどうしようもないという部分があります。やっぱりコミュニケーションが十分できるようなそういう場所にもしてほしいし、あるいはいざというときの避難場所にもほしいと。ですから学校だけでは、とても平田だけ考えていただいても、学校だけで町民が全部確保できるかというたら、とてもできるような状況でもありませんし、ですから、そういう意味で、そういう3つの要素を絡めた複合的な施設をですね。やはり今後は公民館だけという形で絞らずに、いろんな分野で、これは予算の関係上、非常に難しいんやと思いますけど、補助金の関係やら、なかなか、拠点都市法みたいな感じやったら、がっといけると思いますけど、なかなか難しい部分があるかと思いますけど、この辺で、生活環境部もおられますし、両方聞くという、幸い助役さんがおられますし、そういう要望があることについて、今後どのように、人口増加地域に対応、どう考えておられるのか、ご所見をちょっと聞いておきたいと思います。  それからもう一つ、千鳥橋のところの通学路の問題で、国道事務所の方へ要請されているということを聞きましたけど、あとの、ちょっと聞き取れなかったので、国道事務所へ要望しているけど、その後、国道事務所はどういうあれをしているのか、ちょっと聞き取れなかったので、ちょっとその辺、説明が聞き取れなかったので。 62 ◯委員長手原政良君)   学校教育課長。 63 ◯学校教育課長北村猛義君)   すみません。先ほどの高宮、犬上川千鳥橋北詰め道路の改良についですけれども、土木課を方に通じて私どもの方が聞いておりますのは、国道事務所の方と調整をされている途中であるというふうに伺っておりまして、その結果といいますか、そのことについては、まだ私どもは聞いておらない状況です。よろしくお願いいたします。 64 ◯委員長手原政良君)   さっきの質問についてのお答えの趣旨、ご理解いただけてますやろか。人口増の起こる中で、この在来公民館にとらわれずに、どう生涯学習をというんでしょうね、発展さすのかと、こんなことですか。  田島委員。 65 ◯委員(田島 博君)   それも、それから防災対策上のことも含めて。要は、公民館だけにこだわりますと、非常に難しい面が、法律上の問題も、あれ小学校区以上ですね、公民館設置できるのは。たまたま彦根市の場合は中学校区からやっていこうという。法律上は小学校区に置くことが望ましいとなってますね。たしかそうなっているはずですわ。で、公民館だけにこだわりますと、堅苦しい。地域での住民は堅苦しいと。もっと柔らかく使える場所がほしいと。場合によっては、非難場所にもしてほしいと、こういう要望があります。だから、複合施設でできないのかどうか。で、今日は教育長と生活環境部長がおられますので、その真ん中とってと言うと失礼な言い方かもわかりませんけど、その辺で、人口増に対する公民館に対応するような複合施設を設置することについてはどうかと。我々は予算要求もしておるわけですけれども、もし助役さんの方でご意見があればお聞かせ願いたいなと、お考えがあれば、予告してないんで、申しわけないですが。 66 ◯委員長手原政良君)   教育長。 67 ◯教育長(矢田 徹君)   公民館というものにとらわれずに、人口増のところにどう対応するかというご意見でございますけれども、例えば学校という一つの設定で見ておりますと、人口の増とか減とかいう問題、我々がつかんで対応するときにはさほど、ピークが終わってしまうというような状況もたくさんございます。例えば、今市街地などはどんどん減少傾向にございます。で、市全体では児童生徒数、横ばいなんですけども、それは一部に偏って増えていると。そこが今後そのまま増え続けるかというと、そうとは言い切れない。土地の問題であと見てかなやむを得んと思いますけど、今後、建物につきましては、縦に建ってきますので、人口増というのはなかなか把握できない。これはかつて駅周辺のところが、これだけの土地だったら、これだけの人口増だか望まれないだろうというようなところが、縦に30階建てが建ちますと、一気に生徒数が増えます。そういういろんな状況がございますので、人口増というのはつかみにくいし、減少した場合に、この学校の余裕教室等を今後さらに、文部省あたりも他の複合的な、例えば老人への対象の施設を複合的なものへの変換という、やはり余裕教室については考えていかなきゃならないというようなことも出されております。それには少々、施設改造もやらなきゃならんと思いますけれども、そういう面で、この学校というものは地域増あるいは減と、そういうようなところに対応していかなければならないのではないかなと、このように思っています。  それと、災害の非難場所につきましては、今、学校が今それを受けるというようなところから、耐震診断もやっておりますし、温水シャワー等も順次整備しつつありますので、そういうところで、学校というところが一つの拠点になろうかなというようなことを思うんですけれども、それにつけても人口の増減はつかみにくいというような状況もございますので、お答えにはならんかもわかりませんけど、一つは学校の余裕的なものの複合的な活用というのものが今後考えられるというように思っています。 68 ◯委員長手原政良君)   田島委員、よろしいか。  杉本委員。 69 ◯委員(杉本君江さん)   私も二、三点、ちょっとお聞きしたいと思います。  一つには、今度、今、市民会館を改修していらっしゃいます。その中で、今日まで1階のサロンで国際交流とか、そして市民のサークルの展示とか、非常に有効に使われてきた経緯がございますけれども、この改修に当たりまして、市民会館の中にそういうようなスペースを考えていただいているのでしょうか。それを一つお聞きしたいと思いますことと、それから、一般質問の中でも本会議で質問させていただきましたんですけれども、私は特にこのリサイクル問題、資源の問題なんですが、有効に活用する、そして、物を大切にする、小さいときから子供に環境教育を進めていくという中で、視察先でのいろんな研修して、これはいい方法だなというふうなことを感じて帰りましたので、早速、提案させていただいて、質問もさせていただきましたんですけれども、特に学校教育の現場に、そういう資源をリサイクルするような回収の拠点をつくってあった。3カ所行きましたけども、2カ所は全部そういうことをされておりましたので、学校、特に小学校ですね、それから公民館、図書館、中には、所沢でしたら庁舎の中にもございました。そういう形でやっておられますが、質問の中でもこの間、十分に回答も得られなかったままで、これは学校と公共施設の問題もありますので、生活環境課の方からは、そういう適切な回答も無理かなとは思っておったんですが、今後そういうことにつきまして、やっぱり勉強しながら、そういう公共施設に、やはり資源となるものは、やはり小さいときから、きれいなところで、そしてこれは資源になるものだというような感覚で、そういうものをそういう公共施設にも回収するそういう拠点を設置していただいたらどうかと。特に牛乳パックなんかは、私たち日常生活の中で組織の中でそういうことも実行しておりますが、特に公民館あたりですと、なかなかそれを設置さしていただくのも大変でして、ところによってはやっぱりそれはちょっと敬遠されている経緯もございました、今日まで。ですので、やっぱり率先して、やっぱりそういうものは行政が率先してそういうものを行うという姿勢になっていただきたいと思いますので、そういうことにつきまして、この場でございますけれども、今後やっぱりそういう形で進めていただきたいなと思んですが、そのことについて、これからの方向を何か見出せるものはないか、こういう形でお尋ねしたいと思います。  特に、申し上げましたように、古紙とか、そして古着類、そういうものは100%リサイクルに回されているということでございまして、ご回答いただきました中でも、やっぱり人の問題ですね、そういう車の問題とか、いろんな経費的なものもございますので、これはやっぱりあくまでも行政だけでするんやなしに、そこの視察にまいりましたところは福祉施設です。福祉の方と連携をして、そういう方たちが回収をしているということです。それから、回収パック一つにしましても、これもやっぱり子供の教育の中で、そういうものをアイデア作品としてつくらせて、そういう自分たちでつくった回収箱に、回収するストックヤードにそういうものを収集して持って来られるような、本当にごみでない、古いものは汚いものでない、やっぱり資源だというような教育のもとに、そういうものも設置されるように、私は特にお願いしたいと思うんです。そういうことにつきまして、考えがあえれば聞かせていただきたいと思います。  特に先ほど、もとへ戻りますが、市民会館の中で、もしそういう展示場をつくられる場合、ちょっとお聞きしていると、そっちは私もはっきりわからないんですが、お聞きしておりますところによると、第2ホールのロビーとか第1会議室、第2会議室を利用するというようなことも、これは定かではございませんけど、ちらっと聞いております。そうしたときに、やっぱりそれにふさわしい照明等いろいろございますが、設備をしていただけるといいがなと、そういことについて一遍、そちらの考えをお聞かせいただきたいと思います。  もう一つ、皆さんもご存じかと思いますが、いじめの問題が出ておりまして、彦根市ではございません。昨日もちょっとテレビをかけましたら出てました。茨城県ですけれども、中学1年生の子供が遺書を残して、もうこれ以上耐えられないという遺書を残して自殺されたと。非常に残念な気持ちでした。ですけれども、いじめられているときは全然わからないんです。後になってから、やはり何人かの子供にいつもいつもひどい目に遭わされて、暴力をふるわれていたというようなことを、後から聞こえてくるわけですね。それまで担当の先生も周りも知らなかったというような事態が、いつも事件の後にはそういうことが出てくるわけですけれども、彦根市には幸いそういうものが発生しておりませんので、安心というわけにいきませんが、心して一生懸命取り組んでいただいているおかげかと思いますけれども、今後そういうことについて、子供のやっぱりお互いの人権を尊び、そして思いやる気持ちを一層強めていただくように教育していただかな、現場でも各地域でもそうですけれども、そういうことを考えなあかんなと思うんですけれども、それについて何かいろんな取り組みをされていると思うんですが、特に学校教育の中で、そういうことについて、どのような教育を一層進めておられるか、その辺についてちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 70 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 71 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   1点目の市民会館の改修にかかわる部分のことでございますが、展示室につきましては、今、杉本委員さんおっしゃいますように、第2ホールの現在ロビーとなっている部分に新たに考えております。あと第1・第2会議室につきましても、基本的には会議室として使用ができるように整備をさせていただいているところでございますが、一部、展示室にも転用できるようには整備をしていきたいというぐあいに考えております。いずれにしましても、この事業につきましては、総務部総務課の方で庁舎としての対応をするために、全面的に工事を発注しているような状況でございます。その範囲の中で、予算の範囲の中で最大限のことをしてまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 72 ◯委員長手原政良君)   学校教育課長。 73 ◯学校教育課長北村猛義君)   まず、環境教育にかかわりましてお話いただきましたことですが、現在、学校での現状なんですけれども、特に資源回収あるいはリサイクルといったことでいきますと、すべての学校ではありませんけれども、牛乳パックを回収した中で、それを集めて再生されるところに出すとか、あるいは一部学校で、それをもとにしながら紙を再生するといったこともやっております。また、特別活動、児童会、生徒会活動の中で、廃品回収ということで取り組んでおりますけれども、値段が下がっているというようなところで、ややちょっと取り組みが低調になっているような部分はありますけれども、地域では子ども会もありますが、学校としても古紙が中心になりますが、廃品回収をやっております。  また、そういった中で広く環境教育を進めていく中で、特に滋賀県では「琵琶湖の日」が設けられておりますので、そういったところですとか、あるいは年間、いろんな「クリーン作戦」と申しまして、学校の周り、校区、そういったところの空き缶回収といったところにも努めているところです。  今お話いただきましたリサイクルのために学校で集める集積所といいますか、そういう場所でやっていくということについては、できないことはないと思っておりますし、今後そのことについては、子供たちに教育をしていくという上から考えましても大切なことでありますので、考えていかなければならないと思っておりますので、検討課題とさせていただきたいと思っております。  それから、2つ目のいじめのことにかかわりましてですが、このことにつきましては、各学校の方では、特に日ごろの子供たちの様子を一番把握していくことが大切であると思っておりますので、各学校では定期的に実態調査といったことですとか、教育相談ということもありますので、そういうことも取り組んでいただいておりますし、また、そういう中から日ごろの子供たちの小さなサインもつかんでいくというか、見抜いていかなければなりませんので、特に最近の子供たちの様子も随分変わってきているといいますか、変化してきている部分もありますので、それに見合う力量といいますか、力も教職員としてはつけていかなければなりませんので、定期的に教職員の研修もやっているところです。  また、そういう中で、関係機関との連携もとっていく必要があるわけですけれども、やはりあってはならないことですので、保護者とともに、また、場合によりましては地域の関係する方々とも連携をとりながら、現在のところは取り組んでいる状況ですので、お話いただきましたようなことも、またさらに受けまして、留意していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 74 ◯委員長手原政良君)   杉本委員。 75 ◯委員(杉本君江さん)   ありがとうございました。  一つだけちょっと特にお願いしたいと思いますことは、第1会議室、第2会議室で展示用にでも転用できるような設備をとお考えいただいているようでございますので、せっかくそのようにしていただくのでしたら、後にやっぱりああしておけばよかったな、これは困るなということのないように、あそこの部屋もよく使わせていただきまして、私もよく状況はわかっているんですが、両側が壁になってまして、向こうは窓ですね。だから、ものを展示する場合に、パネルなんかずっと置きますと、コの字に置きますと暗くなりますので、普通の電灯だけでは無理だと思いますので、やはり特別にそういうときには照明もつけるような設備も考えていただいておくと、非常に利用しても光の効果があるんじゃないかと思いますので、予算内でというようなこともありましょうけれども、やっぱり少しのところは、やっぱりそういうことも考えた上での設備をひとつお願いしたいと、これはお願いしておきますので、よろしくお願いします。 76 ◯委員長手原政良君)   要望ですね。 77 ◯委員(杉本君江さん)   はい。 78 ◯委員長手原政良君)   田島委員。 79 ◯委員(田島 博君)   2点質問をしたいと思います。一つは地域振興券と、今出てましたいじめの問題、これの関係でちょっとお聞きしたいと思います。  地域振興券は、これは議論するあれはないですけど、ある一定期間の中に強制的にお金を使ういうことは、物が動くということで、それは経済的には若干効果があるとは思います。しかし、私はあれは国がわざわざ借金してまでばらまいて、国会対策費に回したような感じで受けとめておりますけれども、それは横へ置いておきますが、この前ちょっとテレビでやっておりましたけれども、十分な議論にはなってなかったんですけれども、ちらっと出てましたのが、今、学校で話題になっているのが、地域振興券が話題になっているように報道されておりました。これは学校での実態として、どのように把握されているのかね。先ほどのいじめ対策でいろいろご苦労をいただいておりますけれども、そういうのは彦根市内で生徒の話題になっているのかどうかということを把握されているかどうか。大体、いじめというのは、家の金品を持ち出してこいと、それを出さんといじめに遭うということの繰り返しが根底的にずっとありますね。それはある程度、お金持ちの人で、その本人がちょっと体力的にも弱いということでわざといじめられているケースが多いんですけれども、今度は全部、商品券、持ってますね、各家庭全部、生徒は。親がしっかりしておれば問題ないんですけども、それをしっかりしてないと、お前とこもあるやろ、お前とこもあるやろと、皆、巻き上げをくらうというような、私はこれ一番怖いと見とんですけれども、この辺でやはり事前の対策をしておかないといかんのじゃないかなと。特にPTAに対して、親に対して、その辺の管理を十分さす手だてを、これは小中学校、義務教育の段階の人にはきちっとやっておかないと、私はこれ大きな事件になると思いますよ。当然、PTAの対策としてやってもらわないかんと思いますけれども、現在そういう話題が学校であるかどうか、どのように把握されているか、ちょっとお聞きしておきたいと思います。 80 ◯委員長手原政良君)   学校教育課長。 81 ◯学校教育課長北村猛義君)   今お話いただきましたことについては、現在のところ特に小中学校の方から、そのことについての話としては、話題としては、私どもとしては聞いておらない現状です。ただ、今ご指摘いただきましたようなことで、今後、具体的に地域振興券が進められていくということですので、ご心配いただいているようなことにつきましては、小中学校と連絡を密にしながら、具体的にそういったことが起こらないように取り組んでいきたいと思いますし、また、PTAともお話をさせていただいて進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 82 ◯委員長手原政良君)   田島委員。 83 ◯委員(田島 博君)   その辺特にお願いしておきたいと思いますわ。これは絶対出てきますよ、恐らく。彦根では出んかもわかりませんけど、よそで出てくると思います、これがね。  1点、質問を忘れましたので、よろしいですか。2点目。 84 ◯委員長手原政良君)   はい、どうぞ。 85 ◯委員(田島 博君)   2点目、生ごみの肥料化の問題なんですけども、ごみ処理器の種類ですね、どのぐらい、今、出回っているのかいうことが一つと、農家の方とか、あるいはちょっとした畑を持っておられる方等は、そういう処理器を使っても十分活用できるというふうに思いますけれども、団地の方とか、あるいはマンションの方等は、せっかく肥料ができても、その肥料のやり場がないということになるんではないかなと。だれかが回収しないと、それが生かされないというふうに思うわけですけれども、私、そういう対応として、事業公社が非常に今ピンチになってますので、そういうところで何とか事業化できないのかどうかなと、回収についてですね。その辺、今後どういうふうに指導というんですか、片方では処理器の普及を図りながら、片方でその後始末をどうするのかということのどう対応するのかというのが1点と、もう一つは、本会議でも答弁ありましたが、平成10年9月現在で913件、全体で2.5%、これには電器商業組合ですか、これらが協力的にPRしたということで、非常に増えてきているんじゃないかというようなご見解がありましたけれども、これはお店を1軒1軒ご指導されたのか、あるいは商業組合へそういう、こういうものの普及をというふうに指導されたのかどうか、その辺をちょっとお聞きしておきたいと思います。 86 ◯委員長手原政良君)   清掃センター管理課長。 87 ◯清掃センター管理課長(馬場 稔君)   今、田島委員のまず1点目の生ごみ処理器の出ている種類ということですが、申しわけございません。今、手元の資料に、実際、メーカーさんを私どもが知ってますのは百二十何社あるというふうに聞いております。ただ、この中で申請されているやつが、どこの機器のどのメーカーというのがちょっと、分類の作業はしておりませんので、わかりません。ただ、うちの補助制度では、コンポストと家庭用の生ごみ処理器の2種類、大きく大別するとその2つの2種類が出てきていると。私の記憶では、これは家電メーカーの名前になりますけれども、この近辺ですと、ヤンマーさんの機器であるとか松下さんの機器というのが多く出ているようには思います。  次に、その生ごみを団地・マンション等々の個々のご家庭で設置されていった中で肥料が使えないと。それに対する今後の対応策なんですけど、私もちょっと使っておるんですけれども、各家で入れますと、ほとんど容積自体が5分の1から8分の1になっていくという中で、あれ、まことにきついので、プランターにどんどんどんどんまくと、根腐れを起こすとかいういろんな問題がございます。いろんなそういう地域の役員さん等からご相談があった場合、地域に公園等があれば、公園なんかで使ってくださいと、それで十分ですよというお話はさせてもらっているんですけれど、今後、彦根市がこの体制を推進していく中で、生ごみでできた有機肥料をどう活用するのかという、これは先ほど事業公社という一つの例も出ましたけれど、市が持っている公園施設であるとか、例えば彦根の今、文化遺産登録をやろうということの中の彦根城であるとか、いろんなそういう緑化施設で活用は可能だと思いますので、それについては今後の検討課題になろうかと思います。  それから、この6月にお願いしました電器商業組合さんに頼んだその経過についてでございます。まず初めに、電器商業組合さんの会長さんのお宅へ寄せていただきまして、ご了解を得まして、その方からリストをいただきまして、商業組合の会議で言っていただいた後に、郵送でもってそのリストのところへお送りさせていただいたというのが現状でございます。  以上でございます。 88 ◯委員長手原政良君)   よろしいですか。  矢田委員。 89 ◯委員(矢田栄一君)   二、三お尋ねいたします。一つは青少年健全育成という立場からでございますが、市民会議の県外視察等へ行きますと、役所の中に青少年対策課というような課までつくって青少年の健全育成に努めているところもございます。21世紀を担っていく青少年健全育成いうことは、非常に大切なことでありまして、高齢化社会で老人に対する対策も大事ですけれど、今後を担っていく青少年というのは特に大切だろうというふうに思いますので、そういったことが考えられないかということが1点です。  それから、これは先ほどの審査のとこで聞くとよかったんですが、ちょっと忘れてましたんですが、青少年対策費が減額になってございます。ほかのとこは、人が減ったから減額というふうなことになってますけども、これたしか2名のことで何か精査した結果こうなったということですが、どういうわけでこの青少年対策費だけが減ってきたとのかというようなことがお聞きしたいと思います。  それからもう1点は、斎場のことでございますが、斎場は現在、霊柩車は別として、バスで後をついていく場合が多いと思うんです。その場合、葬儀でございますので、皆さん、礼服を着た方がほとんどだと思います。雨の場合、天気のときはよろしいんですけども、雨の場合、バスから降りて斎場の中へ入るのに外を走ってかんならんというようなこともございますので、車寄せというんですか、そういうようなものをつくって、雨の場合は濡れないで斎場に入れるようにしていただけないかなというそういう要望もございますので、そういうことが考えていただけないかなというように思うわけでございます。  それから、先ほどリサイクルのことが出てございましたけども、リサイクルセンターを視察に行ったときに、ある市に行ったんですが、いわゆる粗大ごみとして現在は出されているようなもので、非常に立派なものまで全部粗大ごみとして砕いてしまうというのは大変もったいないと思うわけです。行った先では、家具類でありますとか、ベッドでありますとか、あるいは自転車等がセンターの中に展示されておりまして、それぞれ番号がついてます。希望者はその番号と自分の住所等を書いて箱に入れておく。一つのもので何人もが希望された場合には、それで抽選をするというような手法をとっておられました。なお、それの回収でございますが、電話をもらったら、それで取りに行く。それで取りに行って、中にはリサイクルとして使えないというものもあるそうでございますけども、そこまでやっておられるということでございます。物を大切にするという意味におきましても、そういったことを考えてもらえないかというようなことを思うわけでございますので、そういう考えができないか、お尋ねしたいと思います。  以上でございます。 90 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 91 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   青少年の健全育成にかかわる組織の部分でございますが、矢田委員おっしゃいますように、本当に青少年の健全育成、これからますます必要になっていこうかと思います。そういう意味で、教育委員会内部でも青少年の健全育成にかかわる事業の見直しとか推進体制の充実等を、現行の組織内で活用していくように努めているところでございます。これからもますます、先ほどから出ておりますように、学校・地域・社会の連携が非常に求められている中で、組織の内部としても青少年の健全育成というものが、生涯学習課所管という部分だけではなくて、学校教育課にもまたがる部分もございますし、市長部局とも連携をとりもっていく必要があろうかと思いますので、当面その組織を新たに設けるということよりも、庁内の連絡体制を充実しながら、青少年の問題について深くかかわっていきたいなというぐあいに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 92 ◯委員長手原政良君)   教育部次長。 93 ◯教育部次長植田洋一君)   矢田委員の先ほどの議案の中でご説明申し上げました青少年対策費の2名分の減額の理由でございます。青少年対策費では、先ほど申し上げましたように、2人分をここで職員給与を見ておるわけでございます。当初見ておりました金額との差でございますが、いずれにしろ人事異動が4月時点でございまして、前任者よりは、ここで減額をお願いしたという主な理由は、給料が低い者が4月に配置された、それと人勧分の改定分と兼ね合わせて精査した結果が減額という形であらわれておりますので、ひとつご理解いただきたいと思います。  以上です。 94 ◯委員長手原政良君)   生活環境課長。 95 ◯生活環境課長(礒野治夫君)   3点目の斎場の件でございますが、斎場の件につきましては、斎場にも一部事務組合の議会がございますので、そちらの方に今、矢田委員さんからお話のあったことを伝えるようにいたします。  それから、4点目のリサイクルセンターと申しますか、粗大ごみの登録制というような件につきましては、本会議での杉本議員のご質問にも答えさせていただきましたように、「再利用が可能な大型製品を登録制にし、情報を提供するシステムの構築についてお答えします。」というようなことで触れさせていただいておるんですが、一度、「エコ・マーケット」を今年度から生活環境の方で支援させていただきながら進めさせていただいているんですが、そういった中でもごく一部見られるというようなこともございますが、なかなかエコ・マーケットでは、大きいものですので、お話があったように、そこで出てくるというのは難しい面もございますので、そこでの活用というのも今後の検討課題にしていきたいとな思っておりますし、また、この再利用が可能な大型製品の登録制導入につきましても、何とかそういったような方向で進まないかなというような方向で、どちらかといいますと、市民運動の中で進めていけるような方策を現在、模索しているところでございますので、そういった市民運動としてそれが定着しないかなと。そこには私たちの市としての支援のあり方も含めまして検討してまいりたいと、かように思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
    96 ◯委員長手原政良君)   よろしいか。ちょっと本会議の答弁と若干食い違いがあるように僕は感じるけども。  矢田委員。 97 ◯委員(矢田栄一君)   青少年健全育成に関しましてですけども、私、旭森の方の会長をもう12年もさせてもらっておるんですが、当初から、どこへ聞きに行ったら、どういうような活動をしたらいいのかということを聞きにいったことがございます。その場合に、生涯学習課ですけれども、こういうことをしなさいと、こういうことがよろしいよというようなことを指導してもらえるような部分がなかったと思うわけです。そういう課をつくって欲しいというのは、そういったことを総括して一つのところでまとめていただけないかなと思うわけなんです。今、私も間もなくかわってもらおうと思っておりますけど、今までやってきたことを踏襲するだけでなしに、また新しい意見も出てくるだろうと思いますけども、窓口といいますか、そういったところが、生涯学習課には現在は間違いないんですけども、また少年センターもあるということでございますけども、そうした場合に、新たになった方がどうしようなというようなときに、やっぱり相談できるような窓口、それをはっきりとしていただければありがたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 98 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 99 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   今、青少年の部分では生涯学習課、矢田委員さんおっしゃるように、地域の方々が熱心に活動いただいております。そういう方々にも支援ができるように、きちっと内部的にも調整を図ってまいって、市民の方々の活動の支援が十分できる体制づくりについては進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 100 ◯委員長手原政良君)   その他。  辻委員。 101 ◯委員(辻 茂三君)   2つほどお尋ねをいたします。  一つはごみの問題ですけれども、「ごみの種類と正しい出し方」というので、大変立派なこれが各家庭に配布されております。これは結構ですけれども、この中に「収集できないごみ」という欄がございます。それでタイヤとか消火器、ガスボンベ、バッテリー、農機具類、バイクと、このような類が載っておりますが、この間の粗大ごみの収集のときに、コピーの古い機械ですね、あれをある自治会が出された。それから米を入れるハイザーですか、あれも出された。そしたら、「持って帰ってください」という張り紙がしてあったと、こういうことで、「ちょっとこれではわからんなあ」というような、そういう市民の声が大分あるようです。それからもう一つ、これはプラスチック類という、この分類の中で、ちょっと出し方がわからんなあという方が大分おられるようでございますので、そこらはどのようなお知恵が要るのかなというような感じがするんですけれども、ちょっとそこのところをお答えをいただきたいと思います。  それからもう1点は、生活環境の問題ですけれども、高宮・大堀地区に黒い炭のような、ばい煙だと思うんですけれども、これがパラパラと落ちてくる。特に田植えをしたときには、田んぼは水が張っておりますので、特によくわかると。今はもうわかりませんですけれども。それ、そのばい煙だと思いますけれども、それはそういう実態があるということを調査されているのかということと、それから、そのばい煙が野菜だとかそれに付着するわけですけれども、これ人体に関係がないのかどうか、お調べになっているのかどうか、それをちょっとお答えをいただきたいと思います。 102 ◯委員長手原政良君)   清掃センター管理課長。 103 ◯清掃センター管理課長(馬場 稔君)   今、辻委員の方から、多分、粗大の収集の場所での取り残しの部分だと思うんです。まず一つはコピー機、もう一つは米のハイザー、ハイザーいうのは家庭の米の、ちょっと僕自身がわかりませんのは、私の方の家庭で米のハイザーいいますのは、例えば1合、2合、3合と出てくるそういうやつ。それとも農業用の大きなやつですか。 104 ◯委員(辻 茂三君)   細かなやつ。 105 ◯清掃センター管理課長(馬場 稔君)   まず一つは、私も実態ちょっとようわかりませんけど、コピー機を粗大の収集班が置いてきたのは、基本的にコピー機というのは、余り個々の家庭にないという判断で、業務用ではないかという判断をしたんではないかなと。事業系のごみについては、みずから持ち込んでくださいという指導をしておりますので、ただ、米のハイザーについては、ちょっと私もわかりませんけれど、これは家庭から出たもので、基本的には持ち帰らなければならんというふうに思っております。  なお、プラスチック類がわかりにくいということで、実は前回もご説明しましたように、私どもの方で、6月に「ごみの出し方 豆事典」というのを全戸配布させてもらいまして、これを見て、できるだけ的確にご分別くださいというふうにはお願いしておるんですけど、この中で抜けている部分もあるんですけど、「ごみの正しい種類と出し方」というのは、年度初めに総体的にこういうものをするんですよということで配ってるんですけど、それでもわかりにくいということで、1回目として「ごみの出し方 豆事典」というのを配布したんですけども、それを見て分別して出していただきたいなというふうには思うんですけど。  ただ、そこに書いておりますタイヤ、バッテリー、消火器、処理困難物、これは清掃センターで処理ができませんので、一応そこに挙げてますけど、粗大で出てある場合においては、自治会の会長さんなり地域の役員さんからご連絡いただきましたら、大体、今のところ1週間以内には別便で収集に行っております。その日に持って帰ってきますと、前にも言いましたように、出したものが、出せば持って帰ってくれるという認識になりますので、一応、張り紙をして置いて帰ってくると。しかるべき日に、ご連絡いただいたら、うちの方の別動班を作成しまして、そのものが地域へまた回収に行くということをやっておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 106 ◯委員長手原政良君)   生活環境課長。 107 ◯生活環境課長(礒野治夫君)   2点目の高宮・大堀地区に、すすのようなばい煙が落ちてくるというようなことでございますが、これについての対応といいますか、調査あるいは人に影響があるかどうかというようなご質問でございますが、特に田んぼの水を張っているころに目立つという、よくわかるというようなことでございますが、一般的で申しわけないんですが、通常、市民の方とかから我々の方には苦情として、焼却灰が落ちてくるとか、水面が濁っているとか、あるいは水面に黒いものが浮いているとか、そういったようなことで、ちょっとおかしいんじゃないかというような苦情の電話が、ご一報がこちらの方にいただきまして、それで直ちに職員が調査しにまいって原因などを突きとめるわけなんですが、特に5月ごろに水を張っているときがわかるということなんですが、広範囲にすすみたいのが落ちていたというようなことは、ちょっと私はまだ把握はしてないんです。受付の中にそういったような事実があったのかもわかりませんが、ありましたらその都度、原因を分析いたしまして、事業所が特定できるようでございましたら、そこの事業所に行って、その焼却の方法に問題があったか、なかったかとか、そういったことを調査させていただくんですが、ちょっと現在この件につきまして、うちの方に出てきた苦情として上がっているかどうか、ちょっと把握しておりませんので、そういったような内容物が人体に影響があるかどうかということも、調査のところまでは進んでいないというような現状でございますので、もしそういったような事実があったときに、すぐご一報いただきますと、私どもはすぐに職員を派遣して調査いたしますので、何とぞご理解、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。 108 ◯委員長手原政良君)   辻委員。 109 ◯委員(辻 茂三君)   地元の自治会では「行政の方に何回か申し上げている。」と、こういうことを言っておりますけれども、私も本当に間違いないなという確かめをいたしておりませんけれども、そのように言っております。それがばい煙とすれば、何か出ない方法がないのかどうかというように思うんですが、そこらのところは研究課題として、どうぞ対処をしていただきたいというように思います。  以上です。 110 ◯委員長手原政良君)   辻委員、よろしいですか。 111 ◯委員(辻 茂三君)   はい。 112 ◯委員長手原政良君)   伊藤委員。 113 ◯委員(伊藤善規君)   それでは1点だけ二、三お尋ねするとともに、最後は要望させていただきたいと、かように思います。  また生涯学習課長さん、小山課長さん、大当たりで申しわけないんですけれど、私、本会議で世界遺産登録に向けてということでお話をさせていただいたわけなんですけれど、要はこの遺産登録に向けて予算として1,500万円でしたですかね、つけていただいておると。しかし、この1,500万円という金が、言葉は何ですが、死に金にならないように、要は生き金として、最終的に登録をゲットしていただかないかん、こういうことなんですね。そうしたことから、今回、京橋口のやぐらを復元してほしいなということで、お話を展開させていただいたと思うんですが、それで過去のことをお尋ねして大変恐縮なんです。手持ちの資料があるかどうかわかりませんのですが、昭和35年の10月に佐和口の多聞櫓、これが竣工してますね。今から38年前なんですが。当時のお金で大体幾らぐらいでこれができ上がったものなのか、その辺のお金だけでいいんです。手持ちの資料があればちょっとお教えいただきたいなと。それだけお願いしときます。 114 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 115 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   ただいま伊藤委員さんの佐和口多聞櫓の改築にかかわる費用の件ですが、昭和35年3月から着工しまして、総工費3,500万円で同年の10月に完成をいたしております。  以上でございます。 116 ◯委員長手原政良君)   伊藤委員。 117 ◯委員(伊藤善規君)   わかりました。35年の3月に着工して10月にでき上がったと。そうすると7カ月であれだけ立派なものが、当時は恐らく突貫工事だったんだろうなと想像されるわけなんですが、当時のお金で3,500万円ということですね。そうしますと、今のお金に換算してどうなるのか、もうちょっとピンとつかめんわけですね。それで、どうでしょう。手持ち資料の中で、最近、例えば国宝四城ということで、彦根を除きますと、あと3つ。松本、また、姫路、犬山とあるわけなんですが、その辺でやぐらが復元されて、それに幾らぐらいのお金が要ったのか、そのうち、また国の補助として文化庁あたりがどれぐらい出してくれているのか、その辺のもし手持ちの資料があれば教えていただけませんですか。 118 ◯委員長手原政良君)   生涯学習課長。 119 ◯生涯学習課長(小山 仁君)   国内における国宝四城のそういうやぐら等の復元があったかどうかというお尋ねだったと思いますが、長野県の松本城で平成2年から事業を実施しておられるようお伺いしております。主な内容は、石垣の整備、太鼓門、二の門、土塀の復元が事業としてされておられるようで、平成10年度までの期間で約6億7,000万円の事業費で、うち国庫補助が2分の1、50%が国庫補助だというぐあいに聞いております。太鼓門の大きさ等につきましては、約150平米程度、土塀につきましては約60メーター程度のものだというぐあいにお伺いしております。  以上でございます。 120 ◯委員長手原政良君)   伊藤委員。 121 ◯委員(伊藤善規君)   ありがとうございます。松本城で、そうすると平米数にすると150ないし160平米。中身はちょっとわかりませんですが、金額が6億7,000万円、7億弱であると、そういうことですね。そうしますと、私、今回お願いしております京橋のやぐらは、ちょっと私なりに調べてみるのに1,000平米ほどじゃないかなと、かように思っているわけなんです。そうすると、松本の場合と比較してみますと、ざっと7倍ぐらいかな、彦根のを仮に復元するとしますとね。そうすると、金目にしますと、ざっと45ないし46億円ぐらいの金かなというふうに、本当にどんぶり勘定で申しわけないんですが、そのうち半分を国庫補助ということになりますと、彦根市の持ち出しが22億ないし23億円ぐらいかなと、非常にどんぶりで申しわけないんですが。そうすると、ざっと京橋櫓門を復元していただく、これについて彦根の持ち出しというのが、22ないし23億円という数字が漠然なんでが、見えてきたわけなんですね。  ここからが要望なんですが、その金額が高いのか安いなのかは別にしまして、ちょっと私、資料を、38年前の昭和35年の「広報ひこね」というやつをちょっと取ってきましたんです。これに書かれておるんですが、「大政治家 井伊直弼」ということで、「大老開国100年祭」。それで今言いました開国記念館、佐和口の多聞櫓が竣工されておるわけですね、立派に。ちょっと中身に触れてみますと、このときにオープニングのセレモニーに高松宮殿下もお招きしておると。何と、この空には陸上自衛隊の編隊飛行機が飛んだということで、私その時、小学の6年生なんですけど、覚えてます。もう騒然な状態でしたですね、彦根の町中が。そういうことが引き金になったのか、この3年後のNHKの初代の大河ドラマ、これが「花の生涯」が取り上げられたというのも、恐らくはこの辺が引き金になったんじゃないかなと、彦根の取り組みがですね。  今、もう一遍戻りますが、1,500万円という金を予算としてつけておられて、何とか登録をゲットしたいと、こういうことであるならば、それに向けて確実にやはり仕掛けをしていく、絵を描いていくということを真剣にやはりやっていただかなきゃいかんのじゃないかと。そのためには、やはり京橋のやぐらというものを、23億か24億円かわかりませんが、何とかかけていただいて復元していただく。ここを中心に、またこのような大きなイベントを展開していただく。そうこうすることによってまた、花の生涯も第2回目を取り上げていただいて、NHKの方で。そうすると年間100万人、200万人の観光客がどっと訪れるという状況の中で、やはり世界遺産にゴールできるんじゃないかなと、私はそう思うんです。だから、漫然と予算をつけて、予算をつけたらできるというものじゃなくて、その金をいかに生き金にしていくかということを、登録に向けてどうすればいいのか、どういう仕掛けをしていけばゲットできるのかということを、皆さんでやはり知恵を出し合っていただいて、何とか登録が実現されるようにお願いしたいと思います。  以上です。 122 ◯委員長手原政良君)   その他ございませんか。  なかったら、ちょっと委員長交替いたしますので、暫時休憩いたします。                               午前11時42分休憩                               午前11時49分再開 123 ◯副委員長(辻 茂三君)   休憩前に引き続き会議を開きます。  手原委員。 124 ◯委員手原政良君)   私も今回の議会に当たっては、緊急に求められる市民の要望にどう行政がこたえてくれるのかと、こんな立場で全体3人で手分けして質問をさせていただきましたけれども、この所管に関する内容で二、三質問させてもらいます。  1つは、今、全体として、県の予算もいろいろと財政逼迫ということで、いろんな地方行革が進められていっていると。そんな中で、成宮議員も学校の米飯給食の問題は質問いたしましたけれども、来年度はどうも県立大学の授業料も、また県立高校の授業料も大幅アップするだろうと、こういうことが言われる中で、家庭的には大変厳しい状況が生まれてくるというように私たち予測もしているわけですが、これらに対して、どのように現状を把握されておられるのか。特に最近の傾向として、学校の先生なんかに聞くと、授業料の滞納状況についても傾向として増えつつあるという話も聞くわけですが、こういう点で問題は出ていないのか。また、中途退学者の傾向が高校や大学で出ていないのか、そういう実態について、もしつかんでおられれば、この点でお聞きしておきたい、こう思います。  小中の関係で言うなら、学校給食の滞納状況が傾向として現状どうなんかいう点と、傾向として、どういう傾向にあるのか、その認識を確認をしておきたいと思います。  それと、11月の4日に21世紀の新しい彦根市総合発展計画策定に向けての市民意識調査、これの中間報告がされました。特に調査結果の中で居住環境評価、この分野では20項目ほど調査が行われておりましたけれども、その中で「そうは思わない」「どちらかといえばそうは思わない」、こういう合計の割合が大変高かった項目ということで、1番に「高齢者や障害者が外出しやすい環境が整っている」という点では、大変「そうは思わない」という率が57.9%。そして、「鉄道・バスの便利がよい」という質問に対しては、「そうは思わない」が54.6%。それから、「歩道・自転車道が整備されている」、「そうは思わない」というのが51.6%。「道路が整備されている」というのに対して44.2%。「市民がまちづくりに積極的に参加している」、こういう点に対して「そうは思わない」が43.9%という傾向が出されておりました。  また、定住志向といいますか、意向という中で、「住み続けたい」というところと「どちらとも言えない」「市外へ移りたい」、こういう調査の中では、今回56.9%が「住み続けたい」、前回は61.9 %。それから「市外へ出たい」は減りまして現在が6.5%、前回が9.5%、こういう数字が発表されておりました。  こういう中から私、先ほどの議論の公民館問題で出されておりましたが、行ける人は公共施設を利用することができるけれども、なかなか弱者といいますか、そういう人たちが利用できないという問題をどう改善するかという点の解決策というのが、このアンケート調査といいますか、中間調査結果でもかなり強く出ているんではないかと、そういう思いをしているところです。  その内容には、やっぱりバス路線の強化だとか駅のエレベーターも市長への手紙などを見てますと、大変高い比率で、私も見ましたら、8件か9件、第1回目の50人の方の手紙の中に入っていました。そういう点を見ると、いかに外出しにくいかというんか、障害の一つに上がるような事象があるのではないかなと、こういう思いをしたんですけれども、特に今回ここで聞かせてもらうのは、鉄道・バスの利便が悪いというのが、やっぱりかなり2番目に高いデータが出ているいう点から、バスの運行をどう整備していくのか。現在11路線で、僕ざっとした数字しか覚えてないんですけれども、3,000万円ぐらいの補助が出されているように僕確認しているんですが、これもっと上げて、本当に1度、文化プラザがつくられたときに検討委員会で検討されましたけれども、それ以降の中身がやっぱり現状のデータといいますか、意向調査でも不十分だというデータも出ているように私は感じますし、これらについてどう取り組んでいく計画なのか、現状をどのように把握されているのか、ちょっとその点をお聞きしておきたいと思います。  それと、一般質問でも本会議でさせてもらったんですが、結論ははっきりイエスかノーかと答えていただければいいんですけども、ごみの減量化の問題では、本当にごみを有資源化していく目標を市として本当に持っていく考え方があるのかどうか、ここがあいまいだとやっぱり成り行き任せということになるだろうと、こう思いますので、現状を一番よくつかんでおられる清掃センターの方々から、現状から目標として大体これぐらいの目安が考えられるという、もし数値が一定出せるようでしたら、行政目標ということじゃなくて、現場の実態として、これぐらいの有資源化ができるんだろうというとこら辺が指摘できるようでしたら、ぜひ見解を求めておきたいというように思います。  もう1点は、ごみの収集場所で、前回、事故も損害補償の問題で出ましたけども、改善すべき問題点というのは、私、一つはやっぱり公共施設でぜひ、特に学校にごみ収集箱なりそういうものが、僕、見ている限りにおいては、学校にきちっと配置されているいうんか、予算も組んでちょんと置かれているという感じは見当たらないと。例えば、僕らの近所で稲枝中学を見たって、北小学校を見たって、西小学校を見たって、それなりのごみ出しのケースが置かれて、安全なところにあるかと、こう言えば、公共としてのふさわしいあり方なんかというのが、ちょっと疑問に思うような場所に毎週何曜日でしたかね、出されているという実態が私よく見るんで、これはぜひ設置していく方向で予算化もしていただきたい、こう思っているところですので、その点での現状や見解を求めておきたいと思います。  一番初めに聞きましたバス路線の関係では、私、本当に来年度の予算化とのかかわりで、どう現状をやっぱり取り組んでおられるのか、ここも結論として聞かせていただけるとありがたい、こう思います。  以上です。 125 ◯副委員長(辻 茂三君)   学校教育課長。 126 ◯学校教育課長北村猛義君)   まず最初に、給食費の滞納ということでお尋ねいただいた件ですか、滞納といいますか、最終的には納めていただいているというふうに聞いておりますが、その納めていただく時期が遅れるというふうな子供さんがおられるということは聞いておりまして、三月以上というふうになりますと、ざっと市内で20名ぐらいはおいでになるようには思っております。  ただ、今言いましたように、最終的には納めていただいているわけですが、特に経済的にお困りいただいております家庭につきましては、給食実施していますので、その基準の中で就学援助費として出せていただいて、ただ、会計処理上はその月では未納という形にはなりますが、あるいはそういったことでは学校としては配慮しながらということでやっていただいております。 127 ◯委員手原政良君)   増えている傾向にあるのか。 128 ◯学校教育課長北村猛義君)   今のところは特に増加したとかいうことは伺ってはおりません。  それから、2つ目の中途退学についてお尋ねいただいた件ですが、ちょっとこれは県立の方になりますので、ちょっと今、手元に細かな数字を持っておりませんが、特に学校教育課としましては、特に卒業した子供たちが休学ですとか退学ですとか、そういうふうな心配が出てくるときに、高等学校等から連絡をいただいた中で、3年生を担任していました学級担任と連携、連絡をとりながら、その防止なり、あるいはその子にとっての指導に向けて連携をとらしていただいているという状況ですし、むしろそれ以前に、これは小中学校も入りますが、小中9カ年間で進路指導を徹底していくということが大切になってまいりますし、それの上での子供たちの選択能力を育成していくというふうなことで取り組んでいかなければならないというふうに考えております。  それから、県立高校の授業料値上げのことについては、直接、今のところは伺っておりませんので、あわせてよろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 129 ◯副委員長(辻 茂三君)   清掃センター管理課長。 130 ◯清掃センター管理課長(馬場 稔君)   今、手原委員からのごみの減量化、有資源化というご質問があったんですが、これは私がお話する前にひとつご理解いただきたいのは、市としての方向性なりが決まっていないという中での、いわゆるごみを日々、処理している担当部署としての一意見としてお答えさせてほしいと思います。  まず、有資源化ができればどうなるのかと、確かにごみが減るんで、私どもとすればありがたい。一つの例をとりますと、燃やせるごみと収集しておりますごみを分析してますと、紙、布類が大体56%、これも先ほど杉本委員のご質問あったように、資源化に回れば、その分はなくなるだろうと。厨芥類についても約20%が、一応、燃えるごみの中の組成分析が出てますので、これが全部、有機肥料化になれば減るということにはなろうかと思うんですけど、これの実現に向けては、かなりの難しい局面はあろうかと思います。プラスチックにしましても、容器包装リサイクル、ペットボトルの方も、近々、入っていますけど、これも一部、抜くことができる。ただ、問題になるのは、粗大ごみの中の、先ほど登録制度等々の話もありますけど、それになれば抜けるということで、ただ、この施策の実現に向けては、行政だけやなしに地域の皆様方、それと関係団体等々の絶大なる協力がない限り無理だということが絶対条件になってこようかとは思います。  以上でございます。 131 ◯副委員長(辻 茂三君)   教育部次長。 132 ◯教育部次長植田洋一君)   学校におけるごみのことでございますけれども、その現状は、現在のところは学校におけるごみは地域の集積場へ出させていただいているというのが現状でございます。  翻ってみますと、学校におけるごみ類の大半は、ひとつ児童生徒にかかるものが多うございまして、ご承知のように、各学校には焼却炉を廃止して以後、特にシュレッダー等を入れまして、それを破砕する。そして、学校内に新たな保管庫を設置いたしまして、施錠できるようにしております。といいますのは、一つは、一番危惧しますのは、放火といったことでございます。その日のうち、朝にさっさと出せるような学校内の体制があればいいんですけども、今のところ、そこまではなかなか難しい現状もございまして、やはりそういった保管庫に置いて、そしてそういったものを破砕したものを最小限にして出すと。そういったことと、特にそこへ、地域のとこへ出せないというようなものは、直接、教員が清掃センターまで出向きまして、直接、炉に放り込むというようなこともしておるような現状でございます。  以上です。 133 ◯副委員長(辻 茂三君)   生活環境課長。 134 ◯生活環境課長(礒野治夫君)   バス路線に関しての質問にお答えいたします。  鉄道・バスの便利がよいということに対して、そう思わないとか、あるいはそういったバスの運行が悪いとか、そういったようなことにつきまして、現状どう把握しているのか、あるいはどうこれから取り組んでいこうとされているかというご質問につきましてですが、現状は、現在12路線、バス運行あるわけですが、そのうち第3種路線というふうに該当しているものが、今現在8路線。それから、その3種の期間が大体3年間でそういった制度がなくなりますので、その後どうするかと。廃止しますか、あるいは廃止代替バス路線として継続しますかと、こういったようなことで選択して、今現在、廃止代替バス路線として残しているのが2系統。それから、第3種になってない、健全なというふうにとらえられるといいますか、そういった路線が2路線ということで、合わせて12路線あります。そのうちの8路線、2路線は廃止代替ですので、残り10路線のうちの8路線が現在、第3種ということで、その第3種の期間につきましても、平成12年、要するに10月1日からは、廃止にするか、存続させるのかというような選択をしていかなければならない、そういう状況にあります。  そのことにつきましては、成宮議員の10年9月議会で基本的な考えにつきましては答弁させていただいたとおりでございますが、その現在のバスの状況を見てみますと、利用客がほとんど少ないと。どの路線をとっても、第3種いうのは乗車密度が5人未満ですので、ほとんど乗客が乗っていない。ひどいと、空気を積んで走る、そういったようなバスも多く見られると。生活環境課としては、しかも地球温暖化防止とかそういったような観点からは、個々に自動車に乗られるということよりも、むしろバスとかを利用していただいて、たくさんの人がそのバスに乗っていただくと、CO2 の排出削減にもなっていいんですが、空のバスを走らせているだけでは、CO2 削減にも何もならないというようなことで、非常に現実問題としては、厳しい選択に迫られているというような実情でございます。本当にバスをこのまま走らせておいていいのかどうか、その辺につきましては、彦根市の地形上の問題とか人口上の問題とか、いろんな原因が考えられるわけですが、彦根市におきましては、南北に長いし、市街地の都市への集中力といいますか、そういったようなものが弱いというようなこともありまして、なかなかバスの利用増が乗用車の利用に比較して、皆さんがご選択されるほど伸びないというのが実情でございます。  もう少し路線を工夫されたらどうかとか、あるいは接続が悪いんじゃないかとか、いろんなたびたびの議会でもご質問いただいておりまして、それはその都度、見直しをかけて、どうしたら少しでも増えるかなというようなことを考えるよう、バス事業者に要請したり提案もしてきているところではありますが、なかなか利用客離れというのが全国傾向でございまして、田舎においては、その利用客離れが相当進行しているというのが実情でございます。  そういった中、これからの方向性ということでございますが、本当に公共交通機関として、非常に鉄道あるいはバス利用というのは、もっと重視して、どのようにその路線を活用していただくかというようなことをもっともっと工夫する必要があろうかと思いますが、その辺の調査も次年度といいますか、さきの9月議会では平成11年の8月くらいをめどに、その路線が本当に必要かどうかというようなことについても一定の判断をしていきたいと、そういった資料の作成をしていきたいと。そういった中で、今後、現在ある路線についてどういう方向に持っていったらいいかということを検討してまいりたいというふうに考えております。 135 ◯副委員長(辻 茂三君)   手原委員。 136 ◯委員手原政良君)   特にバス路線の関係を聞いておきたいんですけども、今の現状は大変厳しいという報告で、私はやっぱりどう発展さすんかという点で、こまねいてますんやという答えだったと、こう聞いたんですけども、ここはやっぱり行政の分岐点だろうなあと、こう思うんです。特に第3種のバス路線も、これ平成12年の10月1日からは存続させていくかどうか問われる、こういう問題ありますし、現状の代替廃止路線のバス路線も、これはもう大変深刻と、それでも走らせていると、こういう事態という中で、市民は知っているわけですね。何とかしてほしいという要望が、この中に私は出ているだろうと、こう思うんですね。  こういう点では本当に、どう、弱者の人たちも含めて、公共交通機関を発展さすんかということを市民の中で議論をしてもらえる環境、これは財政も含めてね。現状、厳しいということも事実、そしたら、どれだけその路線で金使うてもろてんのやということも含めて、どうやっぱり知ってもらうんか。どういうふうに、あの3種路線の中に問題があるのか。乗降客がたった5人ほどで空バスだというのが何なのか。やっぱり実情を調査した上で、それぞれに使っておられるところでつかんで、どうしてほしいと願っておられるのか、どうすれば乗ろうとしてはるのか、ここをつかまないで、これはやっても大変だろうし、そこの改善策が出ないと、正直言って、バス会社としゃべってたら、「常時5人乗っててくれると赤字にはならんにゃけどな」と、こういう話も聞いてました。そういう点での採算点だけで見るとあれなんですけども、本当に市民が鉄道・バス路線の便利さを求められておられるということに答えて、どうしたら乗ってもらう人も増えるのか、環境に優しいまちづくりができるのか、ここはやっぱり一工夫要るところやないかと思いますので、現状はわかりましたんですけども、要望としてぜひ、ご意見があったら述べていただきたいんですけども、やっぱり利用者にもっとこの実情を知らせて、アンケート、どうしたら利用できるのかということの、もう結論を来年ですか、来年の8月ごろまでにどうするかというような結論を、どこで検討されているのか知らんけども、出すということ以前に私はやるべきでないかと、こう思いますが、その点、確認をしておきたいと思います。  資源化目標の問題では、現場の方として、定義がないからなかなかはっきりせんというご答弁でしたけども、私はやっぱりこうあってほしい、こうならなんだら本当にごみ問題解決しないなという点は一番よく知っておられるわけですし、資源化の目標も、やはりみずからの現場の中で、もっと研究もしていただいて、これだったらこういうことで有資源化ができるだとか、これは一般市民には単純によくわからない、行政視察に行っても、すべてその現状を1時間か2時間で見てくるだけですから、そう彦根の現状に合うたものが提案できるとは思えませんし、私はその点で本当に、ごみを燃やしつけないというのがそれぞれ工夫されておられるところ、埋めないというところが大変苦労されているところやなという思いがしましたので、現状告発もしてもらって、せめてここまではやっぱりやりたいという目標を、ぜひ現場のサイドで研究もしていただいて、市民提案できるような方向をぜひお願いしたいなと思ってますので、こんな忙して、現場としては毎日の仕事の収集で大変だ、こういう思いも当然あるだろうと思うんですけども、まず一番知っておられるのは、やっぱりごみの実態を現場として、どう見て、どうやっぱり減らしてもらわな困るのかという思いがやっぱり出でこないと、提案のベースにもなりませんし、減らす目標を示していくこともできないし、協力をいただくことができんだろうと、こう思いますので、その点は重ねて要望しておきたいし、ご意見があったら求めておきます。  なお、ちょっとごみ集積場の関係では、ちょっと現状の認識が私と若干すれ違っているので、あれなんですけども、具体的に言うと、例えば一番よく稲枝中学を、支所の前をよう通りますので見ていると、絶えず出ている現状はあるんです。それは袋がやっぱり二、三十袋は必ず出ていると。これの場所がちょうど先生方が入られる駐車場の前、道路にも直に面している、水路の上に乗っていると、こういう現状。北小学校でも僕、そんなきちっとしたものが置いているとは確認してませんし、僕が求めているのは、やっぱり学校として公共の仕事というんか、市民の模範になるようなというのか、一定やっぱりごみの収集の部分は責任持った箱なり設置して管理すべきではないかなという思いもしますので、そういう点で要望も要求もしているところなんですけども、ちょっと現状認識で違いがありますので、すれ違いになるかもしれませんが、こういう実態があるということについて具体的にどうされようとするのかだけ求めておきたいと思います。  以上3点。 137 ◯副委員長(辻 茂三君)   教育部次長。 138 ◯教育部次長植田洋一君)   今の公共の場所として、やはりきちっと集積所を置くべきだと。例えば稲枝中学、また稲北小学校の例で見るということでございます。出しておりますのは、先ほども申し上げたように、地域の収集で指定された場所に置かれているはずと、このように認識はしております。ただ、先ほどお答え申し上げましたのとダブるようでございますけど、急激にああいうようなダイオキシンの問題から、学校現場においても急遽、焼却炉を廃止して、やがて保管庫を置いて、シュレッダーを入れてというやり方で、学校現場も非常に戸惑ったような現状からして、やがて一巡いたしますので、その辺もやっぱり学校現場はどういうぐあいにした方がいいんだということも、教育委員会としてはやっぱり見ていかんならん部分でもございますし、ちょっと今おっしゃる現状認識で、私もちょっと例を2校出していただいてお聞かせいただいたんですけども、その辺、地域ともまつわる問題でもございますので、一遍、再点検なりを一遍かけまして、先ほど申し上げたようなことと兼ね合わせて、一遍、考えてみたいなと、このように思いますので、よろしくお願いします。 139 ◯副委員長(辻 茂三君)   よろしいですか。 140 ◯委員手原政良君)   バス路線の方向は何も見解がないんですか。アンケート調査をやってほしいという要望をしているわけですが、それについて。 141 ◯副委員長(辻 茂三君)   生活環境課長。 142 ◯生活環境課長(礒野治夫君)   どうしたらご利用していただけるのかというようなことで、アンケートとかそういったようなご提案もあるわけでございますが、そういったようなことに含めまして、どうしたら、バス路線の存続のあり方と絡めまして、そういったような方向も一つの方向として検討してまいりたいと、かように思います。 143 ◯副委員長(辻 茂三君)   よろしいですか。 144 ◯委員手原政良君)   はい。 145 ◯副委員長(辻 茂三君)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 146 ◯副委員長(辻 茂三君)   ないようでございますので、以上で生活文教常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。                                午後0時20分閉会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...